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平穏です。 [嫁の記録]

最近なかなか日記更新せずにいましたが、
それだけ、おかあさんが順調ということです。

寒い時期を風邪やインフルエンザに見舞われず、
食欲もそこそこで、安定しています。
相変わらず、可愛く笑顔で暮らしています。

私も、一時は全くやる気が起きなかった、
美味しいものを料理して食べること、
(そして、おかあさんも食べられるものはお裾分け)
相変わらず苦手ながらも、掃除や洗濯(洗濯は最近、
ダンナさんがお洗濯マイスターに成長したので、
よくお任せしています。)等、
主婦らしいことも少しできるようになって来ました。
仕事もまあまあできるようになって来ました。

先日は、ちょっとだけ看護師さんとおかあさんとの間に、
うまく行かないことがありました。
偶然私が、おかあさんにおかずの差し入れに行った時のことでした。

最近の看護師さんの看護内容は、
おかあさんの入浴、着替え、リハビリ等なのですが、
その日のおかあさんはしんどくて、シャワーも浴びたくない、
頭も洗いたくない、(実はそういう日がほとんどなのですが)
と言っていました。

私達は、おかあさんが嫌がることは、無理せずにお願いします、
とみなさんにお願いしているのですが、
(そのせいで、できないケアがあってもかまいません、と)
その看護師さんは、それを聞いておられなかったのか、
あるいは、まだ認知症の人のケアに慣れておられなかったのか、
真面目過ぎたのか、
その場で一生懸命、おかあさんを説得し始めたのです。

身体が汚れたままだと病気になりますよ、とか、
一週間に一度しかないのですから入りましょうよ、とか、

おかあさんも、そういう時は決して折れない人なので、
ちょっと押し問答になっていました。

最初のうちは、専門の方にお任せしているのだから、
と、黙っていたのですが、
何となく嫌な雰囲気になって来て、
しまいにおかあさんは全部めんどくさくなったようで、
「もう、今日は寝ます。」と言って、目をつぶってしまいました。

そこで、私から看護師さんに、お願いしました。

本人が嫌がっている時は、
その日にできる範囲のことをして頂ければ良いです。
看護師さんとしては職務上の必要があるかもしれませんが、
私達は、ケアが正しく行われることよりも、
母が平穏な心で居られることを優先したいんです。
このように申し上げると、わかって下さったようでした。

・・・でもそう言いながら、こういう局面って、
実は私も通って来たところだなぁ、と思いました。

一年前におかあさんが、ほとんど食欲がなくて、
何を出しても食べてもらえず、
毎日体重が減って行く日々がありました。
(おそらくは、骨折後に飲んだ強い鎮痛剤と、
体力低下に伴って、認知症の薬の副作用が強く出たことが、
原因だったようです。)

私も、ついあせって(このままじゃ死んじゃう!と)、
嫌がるおかあさんに、少しでも食べてもらえませんか?
としつこくお願いしてしまったことがあったのです。

でもその時、息子であるダンナさんの視点は、
冷静かつ的確でした。

「本人がどうしても食べたくない、と言って、
それで自然に衰弱して、亡くなるようなことがあっても、
それが本人が選ぶ、本人らしい最後ならば、
息子として、それでかまわないんです。」

もちろん、かまわない、ということは、
死んでも良い、というような投げやりな思いではなくて、
本人が選ぶ、本人らしい時間の過ごし方を、
息子として、どんなことがあっても尊重したい、
ということなのだと思います。

ダンナさんのその言葉を聞いて、
私も、おかあさんへの接し方が随分と変わったような
気がします。

そして実際に、そういう方針でみんながおかあさんに接するようになって、
今日のおかあさんの笑顔があります。

あの看護師さんも、おかあさんから何かを感じて下さったらいいな、
と思います。
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