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退院の準備 [嫁の記録]

おかあさんの入院が続いています。
時々ベッドの柵を外そうとしたり、立ち上がろうとしたりするということで、
(一度、夜に一人で立とうとして転んだ)
個室から看護師さんの目が届きやすい大部屋に移っています。

ところがその大部屋は、
整形外科内の認知症の患者さんばかりを集めた部屋のようで、
部屋のあちこちから、「家に帰りたいんです。」とか、
「誰かお願いします、トイレに行きたいんです。」
(自分でナースコールができない)とか、
あまり意味のわからないつぶやきとかが聞こえて来ます。

看護師さん達も忙しいので、
必要や危険がない限り、その訴えに対応することはありません。

部屋に居るだけで、何ともわびしい、鬱な気分になって来ます。

一般の病院ではそれも仕方がないのはわかるし、
病院の方々を責めるつもりはないけれど、
認知症の人はここに長く入院していてはダメだ、と思いました。

でも、おかあさん自身は割と落ち着いていて、
私達と話していると、いつもの感じに戻って、
笑ったりおしゃべりしたりするので、少し安心しました。
(耳が少し遠いのが幸いしているのかも)

そして、病院のソーシャルワーカーの方と面談した時に、
おかあさんのこれまでの生活や現在の状況をお話したところ、
本来ならば、整形外科からリハビリ専門病院に転院して、
1ヶ月ぐらいリハビリをしてから退院するケースですけれど、
おかあさんの場合、決められた時間に食事やリハビリをするのが難しく、
リハビリ専門病院に行くと、かなりそれが強制されることになるので、
おかあさんには良くないのではないか、とのこと。

むしろ整形外科で退院の許可がおりたらすぐに自宅に戻って、
生活をしながら必要な動作を覚えるリハビリをした方が良いのではないか、
という結論になりました。

退院の目標は5月末、ということで、
今、色々と準備をしているところです。

今のところ、自宅で生活する一番の問題は、
おかあさんが、一人で歩くのはまだ危険だということです(再転倒)。
でも、認知症のため、自分が歩きたいと思ったら歩いてしまうため、
私達がそれをどうフォローして行くか考えなければなりません。

誰かが必ずそばに居て、即座に対応することができれば、
危険を避ける意味では理想なのだと思いますが、
それでは多分、おかあさんも私達も続かないと思います。

そこで今考えているのが、離床センサーと見守りカメラの導入です。

おかあさんがベッドから身体を起こしたら、
私とダンナさんのスマホ等にアラームが来て対応できる、という方法です。

最近、施設等でも導入が進んで、
職員の方が無駄に見回りをする必要がなくなって、
楽になったそうです。

ネットで検索してみると、色々なシステムが開発されているようです。
一つ良さそうなシステムを見つけたので、
今週ダンナさんと、現物が見られる製作会社に見に行きます。
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認知症患者の入院 [嫁の記録]

おかあさんが入院して、もう十日以上経ちました。
おかあさんは、時々自分の足が折れていることを忘れたり、
トイレに行けない(オムツをはいている)ことを忘れたりしますが、
精神的にはまぁまぁ落ち着いています。

足の痛みも、認知症のお陰なのか?
術後の経過がとても良いのか?
鎮痛剤が合っているのか?
あまり痛みがないようで、良かったです。

ただやっぱり、病院の中に認知症の専門家がいないことで、
家族として不安に思うこともあります。

看護師さんやお医者さんは、
必ずしも認知症の人への接し方をご存知ないようで、
早口で難しい言葉でお話しになったり、
中には、ひたすら大声でおかあさんに話しかけたり、
という方もおられます。

それから、おかあさんに初めて、身体抑制をしなければならないことは、
家族としては何とも切ないです。
(これまで、絶対にしないぞ、と思って来たのですが)

もちろん昔の病院のように、あからさまに手足を縛る、
ということはないのですが、
まずは手術後の点滴を、おかあさんが外してしまうため、
両手にミトンを被せられていました。
(これは数日前に点滴が終了したので外されました)

それから今は、まだトイレに行けないため、
おむつをしているのですが、
おかあさんは、自分がおむつをしなければならない状況だ
ということがわからなくて、
おむつを脱ごうとしてしまうらしく、
数日前からは、つなぎのように上半身と下半身がつながった
パジャマを着せられています。

病院としては、今の体制でできる最善のことをして下さっているのは
わかりますし、
看護師さん達の忙しそうな様子を見ると、
仕方がないのだろう、と思いますが、
認知症患者からすれば、やっぱりかなりストレスフルな状況だろうな、
と思います。

でも、ここで愚痴をこぼしていても仕方がないので、
今後の病院環境の改善の希望を持ちつつ、
(団塊の世代がその年代になる頃までには、
何とかしないとヤバいのではないか、と素人ながら思います。)

今はおかあさんが少しでも平和に過ごして、
そしていずれ家に戻って暮らせるように、
最善をつくしたいと思います。
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手術しました [嫁の記録]

昨日、おかあさんの骨折箇所の手術がありました。

おかあさんは手術前でも落ち着いていて、
いつものようにおしゃべりしたり、冗談を言ったりしていました。

手術はお昼前に始まって、予定通り、2時間ぐらいで終わりました。

部屋に帰って来たおかあさんは、
もう意識が戻っているようで、
さかんに「喉がいがらっぽいの」と、咳をしていました。
(麻酔のせいで喉が荒れるのは普通のことだそうです)

看護師さんに、「足先を動かして下さい。」と言われると、
両足ともちゃんと動いていました。

今日は手術翌日ですが、
今日からもう、車椅子に乗って、
歩くためのリハビリが始まるそうです。

病室の貼り紙も、
手術後のヴァージョンに貼り替えました。

おかあさんになるべく、せん妄とか、認知症ゆえの不安が
出ないように、
また、感染症とか合併症が出ないように
お祈りしています。
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あぁ骨折! [嫁の記録]

このところおかあさんは、割と調子良い日が続いているなぁ、
と思っていたのですが、
やって参りました、新たなる試練の時!

昨日の午後、おかあさんは室内で転倒、
起き上がれずにいるところをヘルパーさんに発見され、
救急車で病院に運ばれました。

それで検査の結果、
大腿骨転子というところにヒビが入ったことがわかり、
(股関節のつなぎ目)
月曜日にボルトでつなぐ手術することになりました。

おかあさんは、認知症になってから、
病院に入院したり手術したりするのは初めてです。

今まで穏やかな生活をさせて頂けていたのが、
今後どうなるのか、不安ではありますが、
私達はできるだけの手を打って、色々と工夫してみて、
後は病院の方々と神様にお任せするしかないか、と思います。

今日は、おかあさんの入院手続きや、入院に必要な物を
届けに行きましたが、私たちの必殺技!?
大事なことは壁のホワイトボードに全部書く、ということを
して来ました。

百均で売っている、シート状のホワイトボードを、
マスキングテープで壁に貼り(後で病院の壁を傷つけずにはがせる)、
「今は右足を骨折しているので、立ち上がらないでね。」
と、大きな字で書きました。

おかあさんは、どうして足が痛いのか、なぜ自宅でないところに
一人で寝ているのかが、すぐにわからなくなってしまうので、
このように書いて壁に貼っておくと、何度もそれを読んで、
やがて状況を飲み込めるようになるのです。

壁に貼ると早速、何度も繰り返して読んで、
「そうなのかい、それで痛いのね。」と言っていました。

あと、おかあさんのお友達のキューピー2人(2体?)も
枕元に置きました。
(先日買ったポロンちゃんは、音が出るのでお留守番です)

手術後はまた、せん妄の症状が出るとは思いますが、
病院の方々と、ダンナさんと話し合いながら、
おかあさんにとっても、私たちにとっても良いやり方を
見つけて行けたらと思います。
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チラッと桜 [嫁の記録]

今年の桜は、関東では開花は早かったのですが、
その後寒い日や雨の日が続いて、なかなか花見のタイミングが
はかれませんでした。

でも昨日の昼間、ちょっとだけ暖かかったので、
4月から退職したダンナさんと、おかあさんと私で、
ちょっとだけお花見をしました。

と言っても、桜のそばまで行って見た訳ではなくて、
私たちが住んでいるマンションの上から、
近くの桜を眺めただけなのですが・・・

おかあさんはもう最近は、病院への通院以外では
全然外出をしない生活です。

でもそれは、外出したいけど体調が悪くてできない、
というよりも、
家に居るのが大好きで、外出したくない、という感じです。
(いわゆる引きこもり?
嫁も引きこもり体質なので似ているかも?)

という訳で、桜も、おかあさんが望めば、
車椅子で近くまで行く用意はあったのですが、
私たちがなんとなく予想していた通り、
「下までは行きたくないわ。」とのこと。

そこで、マンションのドアを出て10メートルぐら歩き、
廊下から花見、ということになったのでした。

久しぶりに外の空気を吸ったおかあさんは、
気持ち良さそうで、
「あそこ、あんな庭があったかしら?」とか、
「あのおじさん、お腹が出ているからかしら、
腕振って一生懸命歩いてるわね。」とか、
高みの見物を楽しんでおられました。

ついでに写真も何枚かパチリ。
良い記念になりました。
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ポロンちゃんが来た [嫁の記録]

赤ちゃんのおもちゃで、「おきあがり人形」というのがあります。
先日某新聞の地方版で、それが紹介されていて、
今も昔ながらの手作りで作り続けている業者があり、
最近では高齢者のために買われることも多い、とありました。

私も昔、一つ持っていたような記憶があります。

それを読んだダンナさん、
「買いましょう!」と、早速ネットで注文、
数日後に我が家にやって来ました。




実物を見ると、期待通りなかなかかわいいです。
人形を倒すと鳴る「ポロンポロン♪」という音も、
とても良い音色で、癒されます。

おかあさんに差し上げたところ、
なんだかものすごくウケて笑っていましたが、その後、
枕元に置いて、指先でちょっと荒っぽく人形を小突いて(!)
ポロンポロン言わせていました。
(実は、丁寧に倒すよりも、ちょっと荒っぽく小突く方が良い音がする)

おかあさんの枕元のお友達が3人(!!3体?)になって、
(他に、このブログのアイコンにもなっている、手芸用キューピーが
2人(2体?)がいるので)
全部並べると釈迦三尊像みたい!?
なかなかにぎやかな感じになりました。

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風邪の後の誤作動! [嫁の記録]

おかあさんの風邪は、一時熱が出たものの、重くならずに、
一週間ぐらいで治りました。

ところが!
治った翌日、おかあさんが軽い誤作動に!

朝ヘルパーさんが部屋に入ると、
いつもはきれいなおかあさんの部屋が(おかあさんは整頓好きです)、
散らかった状態になっており、
テーブルの上にはお金がバラバラに置いたままになっていました。
(本人はベッドですやすや)

何か思い立って、夜中にお金や書類を探したのだと思います。
でも、今までは何か探したとしても、その後必ず整頓する人だったので、
ちょっとびっくりしました。
(うちの方がいつも散らかっています・・・( ;´Д`))

ヘルパーさんは、お金には触れない、ということなので、
私が片付けて、お金については、ドロボー事件もあったので私が預かり、
おかあさんがいつも見ているホワイトボードにその旨を書きました。

そんなことをするうちに起きたおかあさんは、なんだかものすごく元気。
明るくしゃべるのは良いのですが、
いつもの3倍ぐらい頭が高速回転しているようで、
次々に気になることをおっしゃいます。

あと、テレビの配線が全部はずされていて( ;´Д`)、
テレビが映らなくなっていました!
(私が何とか配線し直したら、映るようになりました)

また午後には、うちのインターフォンがいきなり何度も
ピンポンピンポンピンポン・・・と押されたので、
(うちは、おかあさんと私達夫婦がマンションの隣同士で住んでいます)
出て行くと寝巻きのままのおかあさんが立っていて、
晩ごはんには何か出前を取りましょう、とおっしゃいます。

こんなおかあさんの様子を見ていたら、以前、
抗うつ剤の「リフレックス」を飲んだ時の様子を思い出しました。
(リンク→リフレックス効きすぎ!?

そこで、もしかして!?と思って、
おかあさんが飲んでいた、風邪薬、PL顆粒という薬について
調べてみたところ、
副作用に、中枢神経興奮が見られることがある、とのことでした。

あぁ、多分これだ、と思いました。

訪問医の先生にご連絡してご指導頂くかどうか迷ったのですが、
もう風邪が治って、お薬を飲まなくても良い状態になったので、
会社から帰って来たダンナさんと話し合った上、
このまま様子を見て、沈静化するのを待つことにしました。

そしたら翌日は、いつもより少しだけ元気めの、
普通のおかあさんに戻っていました。

あぁ、良かったです。

90歳の人の身体には、薬物がどう作用するか、わからないですね。
でも、PL顆粒があったから、風邪も重篤化しないで済んだので、
今回はこれで良しとします。

でも、また風邪を引く可能性もあるので、
今度は別のお薬にするか、量を加減するか、といったことを、
この次の訪問時に、お医者さんにご相談してみようと思います。
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風邪ひいちゃった [嫁の記録]

おぉ、おかあさんが風邪をひいていないことを自慢げにブログに書いたら、
おかあさんが数年ぶりに風邪をひいてしまいました!
ちょうどダンナさんと私が相次いで風邪をひいていたので、
もしかしたら、私たちがうつしてしまったのかもしれません・・・
(ここ数日気温の上下が激しかったこともあるのかも・・・?)

今のところそんなに重くない感じで、少し咳が出るだけなのですが、
90歳の人の風邪は、こじらせたら大変です。

でも、ちょうど昨日、訪問医療の診療日だったので、
先生にご相談したところ、置き薬として持っている風邪薬を飲みなさい、
(うちには、訪問医療の先生のご指示による置き薬が、何種類か常備されています)
と指示を下さいました。

ちょうど連休でダンナさんも月曜日まで家に居るので、
二人で経過を見ながら、早く良くなるようにお祈りしています。
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風邪 [嫁の記録]

おかあさんは先日、90歳の誕生日を迎えました!
めでたい!*\(^o^)/*

なかなかの長寿になったおかあさんですが、
相変わらずの日常です。

いつもお会いする時は、9割ぐらいは笑顔で、
調子が乗らない時は無理せずに寝ちゃう。

今になって思います。
色々な方が良かれと思ってして下さったアドバイスを
感謝しながらも、全部取り入れるのではなく、
(専門の方々のアドバイスでも)取捨選択して、
おかあさんが笑顔でいられるケアだけをすることにして良かった・・・

それにしても、介護に携わる十数人全員の功績で、
すごいぞ!と思うことは、
おかあさんの介護が始まって以来、3年ほど、
おかあさん自身は一度も風邪をひいていない、ということです。

毎年インフルエンザの予防接種はしていますし、
おかあさんがデイケアなど、多くの方が来る場所に一切行っていない、
という理由もありますが、
そうだとしても、毎日最低3人はおかあさんの部屋に来ていますし、
私とダンナさんなんか、今年も代わりばんこに風邪をひいて、
(夫婦の間でうつしっこ・・・(ー ー;))
熱や咳が出ている時もおかあさんの部屋に行くこともあるのですが、
徹底した手洗いとマスクをすれば、本当に防げるんですね!
我ながらびっくり!そして、ちょっとエッヘン!
な気分なのです。
(その前に自分が風邪ひかなきゃいいんだけど・・・)

おかあさんの歳になると、風邪は本当に命取りになるので、
これからも気をつけて行こうと思います。

って、私は今日風邪で声が出ません・・・
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介護食の必要 [嫁の記録]

このところ、食欲が落ちているおかあさんは、
食べる量が少ないせいか、便通も良くなくて、
看護師さんとお医者さんの判断で、下剤が追加になりました。

食欲が落ちている原因、寒くて体調が悪いのかな?
と思っていたのですが(風邪等にはかかっていないのですが)、
もしかしたら、昨年末に立て続けに奥歯が抜けてしまって、
噛みにくくなって、食事が億劫になっているのかも?
と思いつきました。

そこで、食材をできるだけ小さく刻んで出したり、
できるだけ硬い食感のものは避けたりしているのですが、
平日はヘルパーさんにお食事を出して頂いているので、
今までの食材では、対応が難しくなって来たかも?
と思いました。

そこで初めて、いわゆる「介護食」というものを
買って来てみました。

「介護食」と一言で言っても、
色々なレベルがあるようです。

単に食材を小さく切って、噛みやすくしたもの、
歯が全くなくても、歯茎だけで噛めるように、
特別な加工がしてあるもの、
ペーストやムースにしたもの・・・

おかあさんの場合は、まだ奥歯以外は割と残っているので、
食材を小さく切って、噛みやすくしたもので良いかな、
と思います。

私もおかあさんにおかずを差し入れできるように
研究してみようと思います。

でも、歯が悪くても、差し入れのお菓子は、
結構しっかり食べるおかあさんでもあるのでした・・・
(チョコ、あんぽ柿、和菓子等・・・)

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